『したじきくんとなかまたち』
こちらも新1年生にいいかな、という本です。
したじきくんは、小学校に行くのがこわいと言います。
一人では不安なので、鉛筆くんたちと一緒に筆箱に
入ろうとするも、大きすぎて無理。
クレヨンや色鉛筆の箱にも入れません。
そこへやってきたのはノートたち。
「ぼくたち きみがたよりなんだ」
と言われ前向きになれたしたじきくん。
でも…
「ぼく、ノートにはさんでもらってるだけで
なんでたよりにされてるのか、よくわかんないや…」
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文房具の中でもかなり地味な「したじき」を
主役にしたところが、とても好みです。
どんなもの(人)でも得意があって、
誰かに頼りにされてる、って大事なメッセージだな!
と思いました。