北欧の昔話を元にした絵本
- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
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人形劇などの題材によく使われる話です。
ヤギたちが草を食べに行く山の手前に
橋があり、そこにはおそろしいトロル
が住んでいます。
小さいヤギ、中くらいのヤギ、上手い
ことを言って橋を渡り、大きいヤギが
トロルをやっつけます。
三びきのこぶたを思わせる、民話の定番
といえる展開です。
マーシャ=ブラウンの描くトロルは、
本当に怖そうでいいですね。
同じ民話を題材とした絵本は他にも
ありますが↓
やぎのブッキラボー 3きょうだい (世界の絵本コレクション)
- 作者: ポールガルドン,Paul Galdone,青山南
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: ペーパーバック
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トロルの描き方はブラウンが一番だと
思います。
『ひよこのコンコンがとまらない-北欧のむかしばなし』
(ポール=ガルドン:絵 福本友美子:訳 ほるぷ出版)
ひよこが種を飲み込んで咳がとまらなく
なりました。
母ニワトリは咳をとめようと、水を
汲もうとしましたが器が無く、木の
実をもらおうとしたらゆすってくれ
と言われ、少年にゆするよう頼むと
靴が必要と…
”風が吹けば桶屋が儲かる”的な
展開で、最後にはすべての要求に
ニワトリが応え、めでたしめでたし。
母が子のために頑張るところも可愛く
言葉もテンポよく楽しく読めます。
『はらぺこガズラー』
(ハアコン=ビョルクリット:作 かけがわやすこ:訳 ほるぷ出版)
なんでも食べてしまう猫のガズラー。
飼い主も出会った人も食べてしまい
ます。
果てには月や太陽まで。
と思ったら、太陽を食べようとして
破裂してしまいました。
食べた人は無事元通り。
表紙のインパクトがすごいです。
ガズラーがいなくなって飼い主は
ホッとしましたが、ちょっと可哀想
な気もします。
好き嫌いが分かれるかもしれません。
私はこれと少し似てるなと思いました
↓