読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

北欧の昔話を元にした絵本

三びきのやぎのがらがらどん

(マーシャ=ブラウン:絵 瀬田貞二:訳 福音館書店

 

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

 人形劇などの題材によく使われる話です。

 

ヤギたちが草を食べに行く山の手前に

橋があり、そこにはおそろしいトロル

が住んでいます。

 

小さいヤギ、中くらいのヤギ、上手い

ことを言って橋を渡り、大きいヤギが

トロルをやっつけます。

 

三びきのこぶたを思わせる、民話の定番

といえる展開です。

マーシャ=ブラウンの描くトロルは、

本当に怖そうでいいですね。

 

同じ民話を題材とした絵本は他にも

ありますが↓

やぎのブッキラボー 3きょうだい (世界の絵本コレクション)

やぎのブッキラボー 3きょうだい (世界の絵本コレクション)

 

 

トロルの描き方はブラウンが一番だと

思います。

 

 

『ひよこのコンコンがとまらない-北欧のむかしばなし』

(ポール=ガルドン:絵  福本友美子:訳 ほるぷ出版

 

ひよこのコンコンがとまらない―北欧のむかしばなし

ひよこのコンコンがとまらない―北欧のむかしばなし

 

 

 

ひよこが種を飲み込んで咳がとまらなく

なりました。

母ニワトリは咳をとめようと、水を

汲もうとしましたが器が無く、木の

実をもらおうとしたらゆすってくれ

と言われ、少年にゆするよう頼むと

靴が必要と…

 

風が吹けば桶屋が儲かる”的な

展開で、最後にはすべての要求に

ニワトリが応え、めでたしめでたし。

 

母が子のために頑張るところも可愛く

言葉もテンポよく楽しく読めます。

 

 

『はらぺこガズラー』

(ハアコン=ビョルクリット:作 かけがわやすこ:訳 ほるぷ出版

 

はらぺこガズラー

はらぺこガズラー

 

 

なんでも食べてしまう猫のガズラー。

飼い主も出会った人も食べてしまい

ます。

果てには月や太陽まで。

と思ったら、太陽を食べようとして

破裂してしまいました。

食べた人は無事元通り。

 

表紙のインパクトがすごいです。

ガズラーがいなくなって飼い主は

ホッとしましたが、ちょっと可哀想

な気もします。

好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

私はこれと少し似てるなと思いました

↓ 

くいしんぼうのあおむしくん (こどものとも傑作集)

くいしんぼうのあおむしくん (こどものとも傑作集)