イギリスの昔話を元にした絵本
『三びきのこぶた』
『三びきのこぶた』
(ポール=ガルドン:絵 晴海耕平:訳 童話館出版)
- 作者: ポールガルドン,Paul Galdone,晴海耕平
- 出版社/メーカー: 童話館出版
- 発売日: 1995/01/01
- メディア: 単行本
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三びきのこぶたは、こぶたが食べられ
たり、オオカミを食べてしまったりする
ことが残酷だと、内容を改変した本が
たくさん出ています。
が、ここはあえて元の昔話に忠実な本
を選びました。
長く伝わってきた話ですから、内容には
それなりの理由があるかと思います。
三びき目のこぶたのいきいきとした様子
を頼もしく感じます。
『ジェイミー・オルークとなぞのプーカ』
(トミー=デ=パオラ:絵 福本友美子:訳 光村教育図書)
ジェイミー・オルークとなぞのプーカ―アイルランドのむかしばなし
- 作者: トミーデ・パオラ,Tomie DePaola,福本友美子
- 出版社/メーカー: 光村教育図書
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 大型本
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アイルランドの昔話です。
なまけもののジェイミー・オルークが
主人公です。プーカという妖精が家の
掃除をしてくれるのをいいことに、
散らかして自堕落な生活をします。
最後はプーカが消えてしまって「あ~あ」
というオチです。
主人公のキャラがおもしろいですね。
同じシリーズの本もあります。
『ジャックと豆の木』
不思議な男からもらった豆をまくと
大きな豆の木が生え、上ったところに
天の城がありました。
そこには人食い鬼が住んでいて、
鬼の目を盗んで宝を奪い、裕福な
暮らしができるようになりました。
久しぶりに読みましたが、こんなに
面白い話だっけ?と思うほど面白かった
です。
鬼が追いかけてくるところなんか
アクション映画のようです。
今の子どもたちにもウケると思います。
ただ、読むと15分かかってしまうので、
読み聞かせの時間が短い時は使えませんね。