読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

ロシアの昔話を元にした絵本

『おおきなかぶ』

トルストイ:再話 佐藤忠良:絵 内田莉莎子:訳 福音館書店

 

おおきなかぶ

おおきなかぶ

 

 

説明不要の有名な話ですね。

大きく育ったかぶを抜こうと、

おじいさんがおばあさんを呼び、

おはあさんがまごを呼び…

 

私の地域では小1の教科書に載っている

ので、あまり読み聞かせには使いません

が、おはなし会で素話や寸劇として

使用されています。

 

パロディ?でかぼちゃバージョンも

あります。ハロウィン向きですね。

 

おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

 

 

 

『パンはころころ―ロシアのものがたり』

(マーシャ=ブラウン:作 やぎたよしこ:訳 冨山房

 

パンはころころ―ロシアのものがたり

パンはころころ―ロシアのものがたり

 

 

やきたてパンを冷ましていたら、食べら

てなるものかとパンが逃げ出しました。

途中で出会う動物たちもうまくだまして

逃げますが、最後はキツネにそそのか

されてパクリと食べられてしまいます。

 

同じ題材でたくさん絵本が出ていますが、 

おだんごぱん (日本傑作絵本シリーズ)

おだんごぱん (日本傑作絵本シリーズ)

 

  

ころころまるパン;マーシャとくま;やぎのブルーセ (講談社のおはなし絵本館)

ころころまるパン;マーシャとくま;やぎのブルーセ (講談社のおはなし絵本館)

 

 

私はブラウンの『パンはころころ』が

絵も文もわかりやすいと思います。

 

ロシアの昔話は歌が繰り返し出てくる

ので、読み聞かせはそこが難しいので

ちょっと敬遠しがちですが、

話は意外性があっておもしろいです。

 

 

『きつねとうさぎ―ロシアの昔話』

(ユーリー=ノルシュテイン:作 こじまひろこ:訳 福音館書店

 

きつねとうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)

きつねとうさぎ (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

 

きつねは氷の家に住んでいましたが、

春になり家が溶けるとうさぎの家を

乗っ取りました。

うさぎが泣いていると、おおかみ、

くま、うしがやってきて、きつねを

追い出そうとしますが失敗。

最後におんどりが脅かしてきつねを

追い出します。

 

なぜおんどり?と思いますが、小さい

ものが大きいものに勝つ爽快感が

ありますね。

 

絵の構成が定点カメラのようで、

同じ舞台設定でいろんな登場人物が

やってくる形になっています。

手元で見ると変化が少なく物足りない

ように感じますが、

遠くから見たときにわかりやすい

ですね。

 

同じ内容で↓という本もあります。

 

もりのともだち

もりのともだち

 

 

こちらも読み聞かせに使えると

思います。あとは絵の好みとか

ですかね。

 

<おまけ>これもロシア民話です

 

ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)

ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

 

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