ロシアの昔話を元にした絵本
『おおきなかぶ』
(トルストイ:再話 佐藤忠良:絵 内田莉莎子:訳 福音館書店)
- 作者: A.トルストイ,佐藤忠良,内田莉莎子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1966/06/20
- メディア: 大型本
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説明不要の有名な話ですね。
大きく育ったかぶを抜こうと、
おじいさんがおばあさんを呼び、
おはあさんがまごを呼び…
私の地域では小1の教科書に載っている
ので、あまり読み聞かせには使いません
が、おはなし会で素話や寸劇として
使用されています。
パロディ?でかぼちゃバージョンも
あります。ハロウィン向きですね。
おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)
- 作者: エリカ・シルバーマン,S.D.シンドラー
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2011/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『パンはころころ―ロシアのものがたり』
(マーシャ=ブラウン:作 やぎたよしこ:訳 冨山房)
やきたてパンを冷ましていたら、食べら
てなるものかとパンが逃げ出しました。
途中で出会う動物たちもうまくだまして
逃げますが、最後はキツネにそそのか
されてパクリと食べられてしまいます。
同じ題材でたくさん絵本が出ていますが、
ころころまるパン;マーシャとくま;やぎのブルーセ (講談社のおはなし絵本館)
- 作者: 松谷さやか,山内清子,さとうわきこ,小野かおる,西川おさむ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/01
- メディア: 大型本
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私はブラウンの『パンはころころ』が
絵も文もわかりやすいと思います。
ロシアの昔話は歌が繰り返し出てくる
ので、読み聞かせはそこが難しいので
ちょっと敬遠しがちですが、
話は意外性があっておもしろいです。
『きつねとうさぎ―ロシアの昔話』
(ユーリー=ノルシュテイン:作 こじまひろこ:訳 福音館書店)
- 作者: ユーリーノルシュテイン,フランチェスカヤールブソワ,Francheska Yarbusova,Yury Norshteyn,こじまひろこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2003/11/25
- メディア: 単行本
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きつねは氷の家に住んでいましたが、
春になり家が溶けるとうさぎの家を
乗っ取りました。
うさぎが泣いていると、おおかみ、
くま、うしがやってきて、きつねを
追い出そうとしますが失敗。
最後におんどりが脅かしてきつねを
追い出します。
なぜおんどり?と思いますが、小さい
ものが大きいものに勝つ爽快感が
ありますね。
絵の構成が定点カメラのようで、
同じ舞台設定でいろんな登場人物が
やってくる形になっています。
手元で見ると変化が少なく物足りない
ように感じますが、
遠くから見たときにわかりやすい
ですね。
同じ内容で↓という本もあります。
こちらも読み聞かせに使えると
思います。あとは絵の好みとか
ですかね。
<おまけ>これもロシア民話です
ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)
- 作者: 内田莉莎子,小野かおる
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1997/06/25
- メディア: 単行本
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