読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

ニワトリが出てくる絵本

今年は酉年、ということで、

ニワトリが出てくる話を集めました。

 

『ロージーのおさんぽ』

(パット=ハッチンス:作・絵 わたなべしげお:訳 偕成社

 

ロージーのおさんぽ (ハッチンスの絵本)

ロージーのおさんぽ (ハッチンスの絵本)

 

 

ニワトリのロージーが散歩に出かけます。

そのあとをつけてくるキツネ。

 

ロージーはマイペースに散歩を続けます

が、ロージーに襲いかかろうとする

キツネは失敗ばかり。

しかも、それが絵でのみ語られる上手さ

です。さりげないユーモアがいいですね。

2分程度で読めるので、時間調整に。

 

 

『コッケモーモー』

(ジュリエット=ダラス=コンテ:作 アリソン=バートレット:絵 徳間書店

 

コッケモーモー!

コッケモーモー!

 

 

自分の鳴き声を忘れたおんどり。

いろんな鳴き声を試してみますが、

どうしても思い出せない。

 

そんなある晩、キツネが家畜たちを

襲いに来ます。

 

危険を察知したおんどり。とっさに

大きな声で鳴きました。

「コッケ コッコー!」

鳴き声も思いだし、キツネも追い払い

めでたしめでたし。

 

単純なお話で低学年向けです。

キツネが可愛く描かれているのが、

ちょっと残念です。

 

『ねことおんどり‐ロシアのむかしばなし』

(内田莉莎子:文 小野かおる:絵 福音館書店

 

ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)

ねことおんどり―ロシアのむかしばなし (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

ロシアの昔話です。

ねことおんどりがおばあさんの所から

家出して森で暮らすことになりました。

 

ねこは出かける時、キツネに気を付けて

と注意をしていくのですが、

キツネがおんどりを挑発して歌い、

おんどりはまんまとそれに引っかかって

しまいます。

 

何度も同じように騙され連れ去られる

おんどり、でもその度に助けるねこ。

 

おんどりバカだな~と呆れて笑って

しまいます。

 

ロシア民話は歌がある話が多いので

読むのは少し工夫がいりますが、

話は面白いです。