読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

春休みのおはなし会

学校の読み聞かせの先輩方に誘われ、

会場を借りておはなし会をやっています。

 

今日は2か月の赤ちゃんから

小学校1年生のお友だちまで、

14人のお子さんと保護者の方が

来てくださいました。

 

全体では40分くらいのプログラムですが

私が読んだのは、

 

『そらはさくらいろ』

村上康成 作・絵 ひかりのくに

そらはさくらいろ

そらはさくらいろ

 

 

満開の桜の下、野原に寝転がって

いると、ワンコやちょうちょや雲までが

「何してるの?」とやってきます。

みんなのくしゃみで風が吹き、桜吹雪

が空まで届きます。

 

桜が満開のこの時季にぴったり

の絵本でした。

3月末だと少し早いかな?と選んだ

のですがうれしい誤算。

 

繰り返し出てくる「そらをみてるの」という

フレーズを小1ガールズが一緒に言って

くれて、ほっこりしました。

 

『おかえし(こどものとも傑作集)』

(村山 桂子:作, 織茂 恭子:絵 福音館書店) 

おかえし (こどものとも傑作集)

おかえし (こどものとも傑作集)

 

 

きつねが引っ越しのあいさつに

いちごを持ってきました。

もらったたぬきは、おかえしに

筍をきつねのうちへ。

するときつねがまたやってきて、

花と花瓶を・・・またたぬきが

おかえしを持って行って・・・

 

延々と「おかえしのおかえし」を

持っていくという、ショートコントの

ようなお話です。

最後には家の中身がぜ~んぶ

入れ替わってしまいます。

 

大人でも(大人の方が?)楽しめる

お話だと思います。

 

赤ちゃん連れのお母様たちが笑顔で

帰っていってくれて、良かったな~と

こちらもホッとしました。

 

来て下さったお母様から「わらべうたは

やりますか?」と質問いただき、

次回、夏のおはなし会には取り入れて

みようかと話し合い、お開きになりました。

 

何年も活動しながら、新しいことを

積極的に取り入れようとする先輩方に

刺激を受け、来年度もがんばるぞ!と

気持ちを新たにしました。