イソップ寓話を元にした絵本
イソップのお話を絵本にしたものを
集めました。
イソップの話は最後に格言のような文が
つくものが多いのですが、私はあまり
好きではないので、できるだけ無いもの
を探しています。
『きたかぜとたいよう』
(蜂飼耳:文,山福朱実:絵 岩波書店)
誰もが知っているお話でしょう。
北風と太陽が、旅人の服を脱がそうと
競争しました。
北風が吹き飛ばそうとしても旅人は服を
着込むばかり。
逆に太陽が温めると、旅人は自ら服を
脱ぐのでした。
印象的な絵でわかりやすく、文も簡潔です。
蜂飼耳さんの文でイソップの絵本が
何冊か出ています。画家は違いますが
どれも絵がはっきりしていて、読み聞かせに
向いていると思います。
↑ウサギとカメもおすすめです。
『イソップのライオンとねずみ (世界の絵本)』
(バーナデット=ワッツ:作,ささき たづこ:訳 講談社)
ライオンがネズミに出会いましたが、
小さく弱いものとバカにして命を助けます。
恩を感じたネズミは、罠にかかった
ライオンを、網をかじって破り助けます。
単純な話ですが、小さいものが大きいものを
助けるところが好きです。