ことばあそびを楽しむ絵本
ことばあそびを楽しめる絵本を集めました。
『ぱんつくったよ。』
(平田昌広:著,平田景:絵 国土社)
「ぱん、つくったよ」
「ぱんつ、くったよ」
のように、区切るところで意味が変わる
文を集めています。
「2つの意味になるけど、わかるかな?」
と子どもに問いかけながら進めると
おもしろいと思います。
『うそつきのつき』
「このおじさんはわらいません。
ニワトリが二わトリをかっていても」
等、ひたすらダジャレが続きます。
でもおじさんは笑いません。
なぜなら…
「ぼくのしょうたいは…うそつき」
ってそこもダジャレかーい。
なかなかシュールです。
『しりとりのだいすきなおうさま(チューリップえほんシリーズ)』
(中村翔子:作,はたこうしろう:絵 鈴木出版)
しりとりのだいすきなおうさま (チューリップえほんシリーズ)
- 作者: 中村翔子,はたこうしろう
- 出版社/メーカー: 鈴木出版
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 大型本
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こちらはストーリー仕立てです。
しりとりの大好きな王様は、食事も
しりとりの順番に出せと家来に命じます。
おかげで家来は毎日食事の準備が大変。
そこで考えました。
いつものように王様がしりとりで食事を
もってこいと命じます。
最初はよかったのですが、途中から
「トースト」「トマト」の繰り返し。
閉口した王様は普通に食事をいただくように
なりました。
表紙の絵もしりとりになっています。
読み終わった後、子どもたちに言わせて
みるのもおもしろいです。