読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

9月☆2年生の読み聞かせ

2016年9月に2回。

どちらも2年生のクラスです。

 

2学期に入ってすぐの読み聞かせだったので、

まずは手遊びで心と体をほぐしました。

 

 

<手遊び>ひらいてとじて

 

 ひらいてとじて ひらいてとじて

 ひらいたそのてを パチン(手を叩く)

 

 ひらいてとじて ひらいてとじて

 ひらいたそのてを ひざのうえ

 

 のぼってのぼってのぼってのぼって

  (ひざからあごまで体に沿って

   両手を交互に上らせる)

 あごまできたら あけたおくちに いれちゃだめ

  (手を口の中に入れるふりをし、

   直後に手を体の後ろに隠す)

 

 ひらいてとじて ひらいてとじて

 ひらいたそのてを パチン(手を叩く)

 

 ひらいてとじて ひらいてとじてを

 ひらいたそのてを ひざのうえ

 

 

<1冊目>

『まのいいりょうし』

(小沢正・文 飯野和好・画 教育画劇

 

まのいいりょうし (日本の民話えほん)

まのいいりょうし (日本の民話えほん)

 

 

 

「”間がいい”とは、タイミングがいい、

運がいい、という意味です」

と言葉をはさみ、読み始めました。

 

鉄砲が下手な、ちょっと頼りない猟師が

思いがけない幸運で次々に獲物をとらえ

最後は長者さんのお婿さんになる

というお話です。

 

繰り返し出てくる

「なあんて まがいいんだろ」

というフレーズも、子どもの耳に残りやすく

小気味よく聞こえるようです。

 

読み終えて、どちらのクラスも

「運がよくていいなぁ」

という声が聞かれました(* ´ ▽ ` *)

 

 

<2冊目>

『オニじゃないよ おにぎりだよ』

(シゲタサヤカ・作 えほんの杜)

 

オニじゃないよ おにぎりだよ

オニじゃないよ おにぎりだよ

 

 

2012年発行の新しい絵本です。

でも、「保育園で読んだー」という子もいました。

人気の作家さんですね。

 

おにぎり好きの3びきのオニが、

人間に美味しいおにぎりを食べさせようと

町へ降りていくのですが、

人間は怖がって逃げてしまい・・・

 

オニたちのちょっと間抜けでのんびりした

ところが癒されるお話です。

 

人間たちが逃げていくのはなぜだ?と考え、

オニが試行錯誤しているところで、

「そうじゃないよ!」

「オニだから怖いんだよ!」

と、子どもたちは一所懸命エールを

送ってくれました+.(*'v`*)+

 

よ~く見ると、数えきれないほど

たくさんの種類のおにぎりが描かれていて

一人でじっくり眺めても楽しめる絵本です。

 

 

<今日の反省>

遅刻気味に登校してくる子が何人かいて

みんなが揃うまで長めに手遊びをしていたら

終了時間を過ぎてしまいました・・・

臨機応変に、短い話に切り替えるなどしたら

良かったな~( ノД`)

臨機応変って・・・難しいですね。