「オニ」が出てくる笑える絵本
『オニじゃないよおにぎりだよ』
(シゲタ サヤカ:作 えほんの杜)
おにぎりが大好きなオニ3人。
ある日、人間が忘れていったおにぎりを
食べてそのまずさにびっくり。
美味いおにぎりを食べさせてやろうと
人間のところに持っていきますが、
人間たちは怖がって逃げてしまいます。
考えたオニたちは、おにぎりのきぐるみを
かぶってやってきます。
おかしな恰好に人間たちも笑ってしまい
仲良くおにぎりを食べました。
他愛のない話ですが、オニたちが
かわいくて、笑顔になれる本です。
おにぎりを食べるであろう、遠足の
前後に読んでいます。
『ソメコとオニ』
(斎藤 隆介:作, 滝平 二郎:絵 岩崎書店)
誰も遊んでくれなくて退屈していたソメコ。
一人のおじさんに出会ったらその人はオニだった。
オニはソメコをさらってお父に身代金を要求
するつもりだったが、ソメコの「あそぼう」攻撃に
閉口。
かくれんぼしながらオニの書いた手紙は、
「ソメコをはやくつれにきてくれ
金の俵をやるから早くきてくれ」
とSOSの手紙でした。
ソメコの自由さがおもしろくて可愛らしい
作品です。
シリアスなものが多いのですが、これは
単純におもしろい内容ですね。