読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「柿」が出てくる本

秋といえば柿、ですね。

柿がなっている風景は日本の秋と

いう気がします。

 

 

『さるかに』

松谷みよ子:文 滝平二郎:絵 岩崎書店

 

さるかに (ものがたり絵本3)

さるかに (ものがたり絵本3)

 

 

 

 

『かにむかし』

木下順二:文 清水崑:絵 岩波書店

 

かにむかし (岩波の子どもの本)

かにむかし (岩波の子どもの本)

 

 

 

どちらも「さるかに合戦」です。

内容はほぼ同じです。

絵も、どちらも見やすいですので

どちらを選ぶかは好みですね。

 

私は『さるかに』の絵の方が好みなので

こちらを持っています。

 

 

『ざぼんじいさんのかきのき』

(すとうあさえ:文 織茂恭子:絵 岩崎書店

 

ざぼんじいさんのかきのき (のびのび・えほん)

ざぼんじいさんのかきのき (のびのび・えほん)

 

 

けちなざぼんじいさんは、柿をまあばあさんに

にやるまいと、葉っぱや枝ばかりくれます。

 

でもまあばあさんはもらった葉や枝を

おもちゃに再利用。子どもたちも大喜び。

 

柿を奪われまいとするあまり、ついに柿の木

を切ってしまうざぼんじいさん。

 

でもまあばあさんは柿の種を植えてあげて、

ざぼんじいさんも自分が間違っていたことを

認めます。

 

けちにもほどがある、と思わずにいられない。

でも最後にはおばあさんと子どもたちが

優しくて、ほっこりします。