読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「はなさかじい」の絵本

よく知られた昔話ですが、あらすじは

知っていても、きちんと話を聞いたこと

がない子もいるかと思い、読み聞かせに

使おうと思いました。

 

話の内容はどの本もほぼ同じです。

白い犬の登場のしかたが本によって

少しずつ違ったり、隣のじいさんが

「欲深」と表現されていたりいなかったり

と細かい違いはあります。

 

 

『はなさかじい(松谷みよ子むかしむかし)』

松谷みよ子:文 西村繁男:絵 童心社

 

 

絵が幼い印象ですが、遠目が効いて見やすく

話の筋がよくわかります。

 

クライマックスの枯れ木に花を咲かせる

ところは一面ピンク色で映えますね。

 

松谷みよ子さんの文がとても読みやすく、

一番のお気に入りです。

 

 

『はなさかじい(日本むかし話)』

松谷みよ子:文 瀬川康男:絵 フレーベル館

 

 

こちらも松谷みよ子さんの文ですが、

1冊目のものより長いです。

 

瀬川康男さんの絵は味があっていいの

ですが、4色刷りということもあり、

少し見えづらい気がします。

自分の手元で読む方が良さがわかるかも

しれません。

 

 

『はなさかじい(むかしむかし絵本15)』

(吉沢和夫:文 桜井誠:絵 ポプラ社

 

はなさかじい (むかしむかし絵本 15)

はなさかじい (むかしむかし絵本 15)

 

 

こちらも絵が細かく書き込まれていますが、

色彩が鮮やかなので、遠目が効くかと

思います。

 

文は擬音語が多く語りの雰囲気が残って

いますね。

 

 

『はなさかじい(てのひらむかしばなし)』

長谷川摂子:文 伊藤秀男:絵 岩波書店

 

はなさかじい (てのひらむかしばなし)

はなさかじい (てのひらむかしばなし)

 

 

このシリーズは本が小さいので、読み聞かせ

よりご自宅に置いておくのに適していますね。

絵は大きくハッキリしているので、少人数

であれば読み聞かせにも使えます。