読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

1月☆5年生の読み聞かせ

今年最初の読み聞かせです。

 

去年のこの時期は「つるの恩返し」を

メインに読んでいました↓

kuraccim.hatenablog.com

 

 やはり寒い時季の昔話は情趣が

あって良いなーと思ったので、

今年は「ゆきおんな」にしてみました。

 

<1冊目>

『ゆきおんな (むかしむかし絵本 22)』

(松谷 みよ子:文, 朝倉 摂 :絵 ポプラ社) 

ゆきおんな (むかしむかし絵本 22)

ゆきおんな (むかしむかし絵本 22)

 

 

親子の猟師が山で吹雪に遭い、

山小屋で休んでいました。

そこへ白い着物を着た女が現れ

父親の命を取り、息子に「誰にも

言うな、言ったら命は無いぞ」と

言い残して消えます。

 

一人になった息子のところに、

ある吹雪の日、美しい娘が現れます。

娘と結婚した息子は幸せに暮らして

いましたが、ある晩、父親が亡くなった

時のことを嫁に話します。

すると嫁は「私はその雪女です」と

名乗り、雪の中へ消えていきました。

 

有名なお話ですが、子どもたちは

意外に聞いたことが無かったのか、

話が終わったとき凍りついていました(笑

 

寒い時季にゾッとする怪談、たまには

いいのではないでしょうか?

 

<2冊目>

『よかったねネッドくん』

レミー チャーリップ:作, 八木田 宜子:訳 偕成社) 

よかったねネッドくん

よかったねネッドくん

 

 

びっくりパーティーに招待されたネッドくん。

友だちに飛行機借りて、よかったね!

と思ったら飛行機が爆発!

・・・とページをめくるたび、予想外の展開が。

 

「なんだそれ!」とツッコミを

入れながら楽しく聞いてもらえました。

 

怖い話のあとだから、余計に面白く

感じられたかな。緩急は大事ですね。