読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「月」が出てくる本

9月、10月のお月見シーズンに使える

月をテーマにした絵本です。

 

『パパ、お月さまとって!』

エリック・カール作 もりひさし訳 偕成社

 

パパ、お月さまとって!

パパ、お月さまとって!

 

 

娘のお願いに応え、お月さまを取りに

行くお父さん。

 

長いはしごやだんだん大きくなるお月さま

ちょっとした仕掛けに心躍ります。

 

この本は外れなしですね。

  

『月へミルクをとりにいったねこ』

(アルフレッド・スメードベルイ:作 垂石真子:絵 ひしきあきらこ:訳 福音館書店

 

月へミルクをとりにいったねこ (日本傑作絵本シリーズ)

月へミルクをとりにいったねこ (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

月にミルクがあると聞いた母さんネコ、

子ネコたちのために月を追いかけます。

 

他の動物たちは諦めてしまう中、

最後まで追いかける母さんネコ。

 

夜明けまで追いかけて、たどりついた

農家でとうとうミルクを手に入れます。

 

お母さんが頑張る話、でもありますね。

 

月の模様がミルク壺に見えるのは

文化の違いでしょうか。

 

 

『アナンシと6ぴきのむすこ』

(ジェラルド・マクダーモット:作 しろたのぼる:訳 ほるぷ出版

 

アナンシと6ぴきのむすこ―アフリカ民話より (ほるぷ海外秀作絵本)

アナンシと6ぴきのむすこ―アフリカ民話より (ほるぷ海外秀作絵本)

 

 

アフリカの民話です。

 

長い遠い困難な旅に出かけるアナンシ。

おそろしい運命に立たされたアナンシが、

息子たちによってたすけだされます。

 

ところがアナンシは、おれいのほうびを

だれにやったらよいかわかりません。

 

アナンシは、万物最高の神であるニヤメに

ほうびを空に上げるよう助言され、

それが月となるのでした。

 

絵もアフリカらしく、はっきりとした

色使いでエキゾチックです。

 

読み聞かせでよく使われる1冊です。

中学年~高学年でも使えます。