『服を買うなら捨てなさい』
『服を買うなら、捨てなさい』
(地曳 いく子:著 宝島社)
断捨離のすすめではなく、いかに毎日
素敵な装いをするか、という本です。
著者は30年以上キャリアのあるスタイリストです。
おふみさんの本にもありましたが、
「コーディネートの呪い」
毎日違うコーディネートをしなければ
ならないという思い込みが、イマイチな
服を買わせている。
そういう服を処分すれば、いつでも
自分に似合う服を着ていることになる、
という主旨です。
よく雑誌にある「1か月コーディネート」
プロのスタイリストが考えても、2~3は
ダサいコーデができてしまう。
素人さんがやればなおさら。
ベテランスタイリストである著者の言葉は
説得力があります。
「ファッション雑誌はおとぎ話」
「プロのモデルでも似合わない服はある」
「雑誌の写真は補正してるから、何でも
試着してみないとわからない」
「似合わないもの、好きでないものは流行り
でも買わない」
自分の似合うものってよくわからないですが、
私もそろそろ自分のスタイルを見つけないと
いけないお年頃。
今の服を更新しながら探していきたいと思います。