読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

6~7月☆4年生の読み聞かせ

2016年6月、7月に4年生で読んだ本です。

 

<1冊目>

『うごいちゃだめ!』

(エリカ・シルヴァマン:作 S.D.シンドラー:絵 せなあいこ:訳 アスラン書房)

 

うごいちゃだめ!

うごいちゃだめ!

 

 

泳ぎでも高く飛ぶことでも

がちょうに負けてしまったあひるは、

「うごいちゃだめ」の競争をはじめた。

そんなとき、キツネが現われて…。

 

キツネが出てきて、動くべきか

動かざるべきか、揺れ動くあひるの

気持ちに共感します。

 

子どもたちのぐっと息を飲んでいる様子

そしてキツネを追い払った後の、ほっと

空気がゆるむ様子。

 

読み手と聞き手が一つになれる作品です。

 

 

<2冊目>

『まよなかのたたかい』

(ティエリー・デデュー:作 レミ・クールジョン:絵 おかべりか:訳 フレーベル館

 

まよなかのたたかい

まよなかのたたかい

 

 

 

真夜中にプゥ~ンとやってくるヤツ。

蚊と少年の真夜中のたたかいが始まる…

 

誰でも1度は体験したことがあるで

しょう。

寝てる時に顔の周りをプ~ンと飛んで、

気になって眠れない。。。

そんな夜をおもしろく絵本にしてあります。

 

が、

子どもたちの反応はイマイチでした。。。

イマドキ街中じゃ蚊も少ないし、そんな

経験ないんでしょうかね?

 

もしかしたら大人の方がうけるかも

しれません。

 

 

<2冊目その2>

『水は、』

(山下大明:作・写真)

 

水は、 (ランドセルブックス)

水は、 (ランドセルブックス)

 

 

雨にぬれる花、草、木々・・・

写真がとても美しい本です。

 

写真を眺めているだけでも素敵ですが、

雨が降り、水が集まって流れ、天に上り

また雨となるという循環が描かれており

自然の壮大さを感じさせます。

 

2~3分で読めるので、長い物語と

組み合わせるのにちょうどいいです。