読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

年末年始に読みたい絵本

お正月を感じさせる絵本を探してみました。

 

びんぼうがみとふくのかみ (子どもがはじめてであう民話 9)

びんぼうがみとふくのかみ (子どもがはじめてであう民話 9)

 

ある家に貧乏神が住み着いていましたが、

家の者がよく働いて裕福になってきたので

「ここさ いられなくなった。

かわりに ふくのかみが くるべえ」

と、肩をすぼめていうのです。

家の者は貧乏神をなんだか気の毒に思って

ごちそうでもてなします。

 

そこへ福の神がやってきて、貧乏神に

「とっとと でてけえ!」と。

もみ合っているうちに大喧嘩になり、

家の者まで貧乏神を応援して、とうとう

福の神を追い出してしまいました。

 

落ちていた打出の小槌を拾い、

貧乏神が福の神になりました、と。

 

「100年も住んでたから」と、貧乏神を

引き止めてしまう家の人たちの優しさから

とんだ結末になる、意外性のある昔話です。

 

 

開運えほん

開運えほん

 

お正月飾りやおせちの意味など、

お正月に関する色々がわかりやすく

描かれています。

おうちで親子でゆっくり楽しめ、

勉強になる絵本です。