1月☆4年生の読み聞かせ
高学年で冬の読み聞かせをするとき、
よく使うのがこれです。
皆さんご存知の雪女ですが、子どもは
意外にストーリーを知りません。
妖怪◯ォッチの知識しかないので、
「怖いといいな〜」なんて強がりますが
読み終わるとみんな凍りついています(笑)
怖いけれど切ない、まさに冬の昔話だと
思います。
同題材で何冊か絵本は出ていますが、
この本が遠目が聞くこと、昔話の雰囲気が
出ることから気に入っています。
怖い話の後は、笑える絵本をもってくる
ようにしています。
怖さの反動で普段より笑えます。
これは、空から巨大なホットケーキが
降ってくる話です。
最後に「みんなはこのホットケーキ食べる?」
と問いかけがありますが、結構食べる派が
多かったです。
マツコの知らない世界で
今放送していた
「マツコの知らない世界」で
自宅に1500冊の絵本を所有する
主婦・内田早苗さんが
読み聞かせ絵本を紹介されていました。
かなり声枯れされていたので
ご本人は不本意だったでしょうが、
内容はとても共感でき、楽しく
拝見しました。
「絵本は子どもと楽しむもの」
「絵本は子どもと仲良くなるツール」
本当にその通りですね。
紹介された絵本を書き留めておきます。
図書館に予約が殺到しそうです(^^;
- 作者: 駒形克己
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1999/04/15
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
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- 作者: 平山和子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1981/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 32回
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- 作者: 谷川俊太郎,和田誠
- 出版社/メーカー: サンリード
- 発売日: 1979
- メディア: 大型本
- クリック: 19回
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- 作者: 三宮麻由子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2008/12/31
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
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- 作者: 富安陽子,大島妙子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: 単行本
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- 作者: みやにしたつや
- 出版社/メーカー: 金の星社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: ハードカバー
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1月☆1年生の読み聞かせ
久しぶりの1年生の読み聞かせです。
冬なのでこちら
さむがりやのねこは、南の国へ行こうと
あるき出しました。
途中で休んだ家で、間違って洗濯されて
カチコチに凍ってしまいました。
逃げて走っているうちに体が温まり、
ねこは南の国へ行くのをやめました。
ねこが洗濯されるところでクスクス笑いでした。
ロシア民話です。
子どものないおじいさんおばあさんが
動き出し、二人は大事に育てました。
夏が来て家に閉じこもるゆきむすめ。
近所の子に誘われて森へ遊びにいきます。
夜になりたき火の飛び越えごっこを始めた女の子たち。
ゆきむすめが飛び越えたら、姿を消してしまいました。
最後がさみしい結末ですが、雪の儚さを感じ、
何ともいえない余韻があります。
たまにはこんな絵本を、と思い読みました。
1月☆5年生の読み聞かせ
今年の読み聞かせ始めは1/11、
5年生でした。
が、
前夜までなぜか2年生だと
思い込んでいた私(^^;
焦って自宅にある絵本を
引っ張り出しました。
- 作者: マーシャ・ブラウン,こみやゆう
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/04/22
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 2回
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戦争から帰る途中の3人の兵隊。
お腹をすかせて、ある村に
立ち寄りました。
しかし村人は食べ物をくれません。
そこで兵隊は宣言します。
「我々は石のスープを作ります」
兵隊たちは石を煮たった鍋に入れ
つぶやきます。
「しおこしょうがあれば…」
「にんじんがあれば…」
うまい言葉に誘われて、村人たちは
食べ物を出し合います。
完成したのは具だくさんの
おいしそうなスープ。
肉や酒まで持ち出して、村中の人と大宴会。
帰り際村人に
「いいことを教えてもらった」
と言われて兵隊が一言。
「なあに、ちょいとあたまをつかえばいいのです」
マーシャ・ブラウンの味のある絵と、
少し皮肉の効いた内容が、大人でも
楽しめます。
低学年より高学年向きです。
あけましておめでとうございます
新年といえば初詣。
ということで、こちらの絵本を
選んでみました。
新年明けてはじめての天神さま。
お父さんは「屋台でねだられるから」と
いやいやながら金坊を連れて出かけます。
案の定金坊はあれこれねだりますが、
上手くごまかして行き着いたのが凧の店。
金坊がねだったはずが、お父さんの方が
夢中になってしまい、金坊が一言。
「お父さんなんか連れて来なければよかった」
いつの間にか親子が逆転している面白さ。
でも、大人が童心にかえるのもいいと思いますけどね。
『ぐりとぐらのいちねんかん』
今日が仕事納めという方、
多いのではないでしょうか?
私も仕事を終え、その足でバタバタと
帰省の途についております。
気持ちが急く年末、こんな一冊で
一年を締め括ってはいかがでしょう?
- 作者: 中川李枝子,山脇百合子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1997/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 5回
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1月、2月、と一月ずつ一年の
出来事を振り返ります。
最後は友達とさよならパーティー。
今年一番嬉しかったことを話し合います。
そんなパーティーをしたら、
またよい年が
迎えられそうですね(*´∀`)ノ
皆さまもよい年をお迎えください.。*・゚゚
『あいつもともだち』
年賀状を書いていて、こんな絵本を
思い出しました。
オオカミとキツネは冬眠する友達に
あいさつをしています。
キツネには一つ気がかりなことが。
ヘビさんにきちんと挨拶できなかったのです。
年賀状を書いていても、オオカミさんと
遊んでいても、そのことが気になっています。
春になりました。
キツネとオオカミは冬眠から覚めたばかりの
ヘビさんのところへ。
「やあ、ともだち!」
仲良くしたいけど、ちょっと苦手だな、とか、
どう接したらいいだろうと思うこと、大人に
なってもありますよね。
あれこれ考えず飛び込んでみれば、案外うまく
いくもんだよ、とエールをもらえる絵本です。