10月☆3年生の読み聞かせ
3年生のクラスに、10月に読みました。
『干し柿』
(西村豊:写真・文 あかね書房)
導入として干し柿の話をするため、
この本を使いながら簡単に干し柿の
作り方について話しました。
干し柿を食べたことが無い子が多数
だったので、この導入はやって良かった
と思います。
『とらとほしがき』
(パク・ジェヒョン:再話 おおたけきよみ:訳 光村教育図書)
この本はちょうど、3年生の国語の
教科書(中央出版)に、推薦図書と
して載っていたので、知っている子も
いました。
でも、読んでいない子がほとんど
でしたね。
干し柿の説明をしておいたせいか、
トラが勘違いしている場面では反応が
良かったです。
トラも泥棒も勘違いから盗みに失敗し
ひどい目に遭う、という話の筋も
わかりやすくていいですね。
2冊の内容について詳しく書いています。
『ベーコンわすれちゃだめよ!』
(パット・ハッチンス:作 わたなべしげお:訳 偕成社)
お母さんからおつかいを頼まれた男の子。
買ってくるものを忘れないようブツブツ
唱えているつもりが、目についたものに
どんどん代わっていってしまいます。
原文の英語だと、本当に似た単語に
入れ替わっていく様子が面白いのですが、
日本語だと少し違和感がありますね。
私は、買い物をして家に帰る途中の
場面で「○○だったかな?おぼえてる?」
と子どもたちに問いかけてみたのですが、
最初のお母さんのセリフをさらっと
読んだら、聞いていた子どもたちも
お母さんに頼まれたものを忘れて
いました。。。
ちゃんと聞いてて~!笑
別のクラスでは、最初の場面で
「おぼえた?」と声をかけたので
よくおぼえていましたね。
でもそれだと簡単すぎたみたい。
最初におぼえさせるなら1,2年生の方が
合っているかもしれません。