読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「りんご」が出てくる本 …秋

『おばけリンゴ』

(ヤーノシュ:作 やがわすみこ:訳 福音館書店 

 

おばけリンゴ (世界傑作絵本シリーズ)

おばけリンゴ (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

昔話のようですが、創作絵本です。

作者はポーランドの方のようです。

出版されたのはドイツです、

 

神様に祈ってさずかった1つのリンゴ。

勿体なくて食べることができず育てて

いくとどんどん大きくなり…

思い切って売りにいっても売れず…

 

ところが、悪い竜に困った秘密警察

に目を付けられ、竜の前に差し出され

ます。

 

意外な展開ですが、全般にただよう

哀しげな雰囲気が心にひっかかります。

 

きっと色んな寓意があるのだろうと

感じさせますが、子どもたちはそこまで

考えずに楽しむでしょうね。

 

 

『1こでも100このリンゴ』

井上正治:作 岩崎書店

 

 

くだものやさんに、りんごが1こ。

そこをとおるひとが、それぞれに

じぶんがかんじた「りんご」への

おもいをかたっていきます。

 

見る人によって変わる「りんご」。

見る人が100人いれば、「りんご」

も100通り。

 

少し哲学的ですが、難しい言葉は

使っていないので、高学年なら

いけるかと思います。

 

 

『りんご畑の12か月』

(松本猛:文 中武ひでみつ:絵 講談社

 

りんご畑の12か月 (講談社の創作絵本)

りんご畑の12か月 (講談社の創作絵本)

 

 

1月から収穫期の11月まで、1年間の

りんごの成長が季節とともによく

わかります。

 

接ぎ木の部分では絵が細かいところ

もありますが、全体に絵が大きく

カラフルでよく見えます。