読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

6月☆5年生の読み聞かせ

梅雨入りして、読み聞かせも

夏らしいものを考えました。

 

『おっきょちゃんとかっぱ』

(長谷川 摂子:文, 降矢 奈々:絵 福音館書店)

 

おっきょちゃんとかっぱ (こどものとも傑作集)

おっきょちゃんとかっぱ (こどものとも傑作集)

 

 

おっきょちゃんが川で遊んでいると

かっぱが来てお祭りに誘います。

川の中のお祭りでもらったお餅を

食べ、川の外のことを忘れてしまう

おっきょちゃん。

かっぱの子として暮らしていましたが

川面に浮かぶお人形を見つけ、

自分が人間であることを思い出しました。

教わった呪文でスイカの中に入り

無事人間の世界に帰ることができました。

 

以前この絵本を元にした人形劇を

見て、すごく面白いと思ったお話です。

お餅を食べて、家族や自分のことを

忘れてしまう場面、子どもたちも心配

そうに聞いています。

10分くらいの絵本ですが、次が想像

できない展開で、話に引き込まれます。

小さい子から高学年まで楽しめる

お話だと思います。

 

『このあいだになにがあった?』

佐藤雅彦+ユーフラテス:作 福音館書店

 

このあいだに なにがあった? (かがくのとも絵本)

このあいだに なにがあった? (かがくのとも絵本)

 

 

 2枚の写真が左右に配置され、間に

「このあいだになにがあった?」

と問いかける形式で作られています。

羊の写真はわかりやすいですが、

お風呂に浮いているおもちゃが、次には

流れ出て床に散らばっていて、ちょっと

難しいものもあったり。

子どもに問いかけながら進めると

楽しめます。

高学年でも結構参加してくれますよ。