読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

春の兆しを感じる絵本

立春が過ぎても寒い日が続いて

います。

寒いながらも春を感じたい、

この季節に似合う絵本を選びました。

 

『はなをくんくん』

(ルース・クラウス:作, マーク・シーモント:絵, きじま はじめ:訳 福音館書店)

 

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

冬の森で、動物たちが目をさまし

鼻をくんくんさせています。

動物たちがかけていくと、

そこには小さな花が咲いています。

春の訪れを喜び、みんな躍りだしました。

 

長年読み継がれている名作です。

小さいお子さんの方が楽しめると

思います。

(小学生は反応が微妙でした…)

ずっと白黒場面なのですが、

花だけ黄色というデザインも

心惹かれます。

 

 

『あ、はるだね』

(ジュリー・フォリアーノ:作, エリン.E・ステッド:絵, 金原 瑞人:訳 講談社)

 

あ、はるだね (講談社の翻訳絵本)

あ、はるだね (講談社の翻訳絵本)

 

 

冬の野原は茶色。そこに種を植えました。

雨の日も晴れの日も、芽が出るのを

待っています。

何週間か待ったある日。

外は見渡す限り緑色。

芽もいっぱい出てきました。

 

絵が淡い色調で、話も淡々と

しているので、大勢への読み聞かせ

にはどうかな?と思いますが、

個人的にすごく好みの絵本です。

春を待ち望んでいる雰囲気と、

最後のページの緑の美しさ。

もしかしたら大人の方が好きな

本かもしれません。