春の兆しを感じる絵本
立春が過ぎても寒い日が続いて
います。
寒いながらも春を感じたい、
この季節に似合う絵本を選びました。
『はなをくんくん』
(ルース・クラウス:作, マーク・シーモント:絵, きじま はじめ:訳 福音館書店)
- 作者: ルース・クラウス,マーク・シーモント,きじまはじめ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/03/20
- メディア: 大型本
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冬の森で、動物たちが目をさまし
鼻をくんくんさせています。
動物たちがかけていくと、
そこには小さな花が咲いています。
春の訪れを喜び、みんな躍りだしました。
長年読み継がれている名作です。
小さいお子さんの方が楽しめると
思います。
(小学生は反応が微妙でした…)
ずっと白黒場面なのですが、
花だけ黄色というデザインも
心惹かれます。
『あ、はるだね』
(ジュリー・フォリアーノ:作, エリン.E・ステッド:絵, 金原 瑞人:訳 講談社)
冬の野原は茶色。そこに種を植えました。
雨の日も晴れの日も、芽が出るのを
待っています。
何週間か待ったある日。
外は見渡す限り緑色。
芽もいっぱい出てきました。
絵が淡い色調で、話も淡々と
しているので、大勢への読み聞かせ
にはどうかな?と思いますが、
個人的にすごく好みの絵本です。
春を待ち望んでいる雰囲気と、
最後のページの緑の美しさ。
もしかしたら大人の方が好きな
本かもしれません。