「おもち」が出てくる本
『もちづきくん』
(中川ひろたか:作 長野ヒデ子:絵 ひさかたチャイルド)
年末になると現れる、もちつき名人
「もちづきくん」
町のみんなは「まってたわ!」
ネコと一緒にぺったんぺったんおもち
をつきます。
ベテランの読み手さんに聞いたら、
昔は本当にこういう職業の方がいた
そうです。
年明けに餅つき大会をするところも
多くなった昨今、お正月準備としての
餅つきを伝える絵本です。
『おもちのきもち』
(かがくいひろし:作 講談社)
お正月のためにつかれるおもちたち。
ちぎられたり味付けされたり・・・
そんなおもちたちを見て、かがみもちは
逃げ出します。
でも最後は不思議な形で固まって
しまって・・・
なかなかシュールですが、笑えるし
年末年始にはもってこいの絵本です。
『おもちぶとん』
(わたなべゆういち:作 あかね書房)
おもちが大好きなお殿様。
家来がついたおもちの中に入り込んで
しまいます。
お殿様がいなくなって、家来たちは
大騒ぎ。
でも、おもちを焼いてみたら、
ふくらんだおもちから殿様が
飛び出した!
ありえない展開がおかしい、
初笑いにもってこいの1冊です。