読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「秋祭り」が出てくる本

『かあさんのおめん』

(吉沢和夫:作 北島新平:絵 ほるぷ出版

 

かあさんのおめん (幼児みんわ絵本)

かあさんのおめん (幼児みんわ絵本)

 

 

家が貧しいため山の向こうの村へ子守に

出された、おさよ。

 

お祭りで見つけた、母さんによく似た

お面を買って毎日話しかけるが、ある日

鬼のお面に取り換えられてしまう。

 

母さんに何かあったに違いないと、

家まで走って帰る途中、山賊を撃退し

その褒美に田んぼをもらい、母と二人

幸せに暮らせるようになった。

 

母を思う女の子の思いが切なくも、

力強い作品です。

 

 

『おひさまいろのきもの』

(広野多珂子:作 福音館書店

 

おひさまいろの きもの (日本傑作絵本シリーズ)

おひさまいろの きもの (日本傑作絵本シリーズ)

 

 

目の見えないふうという少女が、

秋祭りに新しい着物を着たいと母に

お願いする。

 

糸を染め、自分で機織りをし始めた

ふう。来る日も来る日も機織りを

して、自分の力で布を織り上げ、

すてきな着物で秋祭りに出かける。

 

創作絵本なので、昔話とは趣が違い

ますが、里山の風景がとてもきれいに

描かれています。

 

 

偶然ですが、2冊とも女の子が頑張る

お話しでした。