カエルが出てくる絵本
『カエルのおでかけ』
(高畠 那生:作・絵 フレーベル館)
窓から見るとどしゃぶるの雨。
でもカエルは「いいてんき!」と言って
おでかけします。
雨に濡れながら公園でカツバーガーを
食べてお昼寝。
気が付くと雨がやんでいて、カエルは
あわてて帰ります。
でも大丈夫。取り出したのは「びしょぬれ
カサ」。さすと雨が降るカサです。
人間とカエルでは「いいてんき」が違い
ます。小さい子でも楽しめますが、
ちょっと風刺がきいているように思え、
大きいお子さんでも少し違う楽しみ方が
できそうです。
『ゆかいなかえる』
(ジュリエット・キープス:作・絵, いしい ももこ:訳 福音館書店)
- 作者: ジュリエット・キープス,いしいももこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1964/07/15
- メディア: 単行本
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魚に食べられずに生き残った4つの卵は
無事、4ひきのかえるに成長します。
サギやカメに襲われそうになりますが、
うまく隠れてやりすごし、カエルは楽しく
暮らします。
そして冬になれば冬眠します。
50年以上前に出版されたロングセラーです。
危険がいっぱいのカエルの生態を、愉快に
描いています。
幼児から楽しますが、読み聞かせのお仲間が
3年生に読んでもよく聞いていたと言って
いたので、幅広く楽しめる絵本です。