読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

カエルが出てくる絵本

『カエルのおでかけ』

(高畠 那生:作・絵 フレーベル館

 

カエルのおでかけ

カエルのおでかけ

 

 

窓から見るとどしゃぶるの雨。

でもカエルは「いいてんき!」と言って

おでかけします。

雨に濡れながら公園でカツバーガーを

食べてお昼寝。

 

気が付くと雨がやんでいて、カエルは

あわてて帰ります。

でも大丈夫。取り出したのは「びしょぬれ

カサ」。さすと雨が降るカサです。

 

人間とカエルでは「いいてんき」が違い

ます。小さい子でも楽しめますが、

ちょっと風刺がきいているように思え、

大きいお子さんでも少し違う楽しみ方が

できそうです。

 

 

『ゆかいなかえる』

(ジュリエット・キープス:作・絵, いしい ももこ:訳 福音館書店)

 

ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ)

ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

 

魚に食べられずに生き残った4つの卵は

無事、4ひきのかえるに成長します。

サギやカメに襲われそうになりますが、

うまく隠れてやりすごし、カエルは楽しく

暮らします。

そして冬になれば冬眠します。

 

50年以上前に出版されたロングセラーです。

危険がいっぱいのカエルの生態を、愉快に

描いています。

幼児から楽しますが、読み聞かせのお仲間が

3年生に読んでもよく聞いていたと言って

いたので、幅広く楽しめる絵本です。