読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

「おかあさん」が出てくる本

『おかあちゃんがつくったる』

長谷川義史:作 講談社

 

 

「あれ、こうて」とぼくが言うと、

かあちゃんは「そんなんつくったる!」

と、なんでもミシンで作ってしまう。

それが、ちょっとかっこ悪い。

 

父親参観を前にして、お父さんを

亡くしてる男の子は、

「おとうちゃんつくって!」と

無理なお願いをしてしまいます。

でもお母さんは子どものために…。

 

最後はくすっと笑えて、重くならない

ところがいいですね。

 

頑張るおかあちゃんの話です。

 

 

『せんたくかあちゃん

(さとうわきこ:作 福音館書店

 

せんたくかあちゃん (こどものとも傑作集)

せんたくかあちゃん (こどものとも傑作集)

 

 

なんでも洗濯しちゃうかあちゃん

ネコも犬も、子どもたちも。

 

ついでに空から落ちてきたカミナリ様

もゴシゴシあらっちゃいます。

おまけに素敵な顔まで描いてあげたら

洗ってほしいカミナリ様が殺到!

 

最後の「まかしときい」はラムネ飲んだ

時みたいにスカッとしますヽ(^o^)丿

 

 

『かあさんのいす』

(ベラ=B=ウィリアムズ:作 佐野洋子:訳 あかね書房

 

かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))

かあさんのいす (あかねせかいの本 (8))

 

 

お母さん、おばあちゃんと暮らす女の子

は、コツコツお金を貯めています。

 

それは、家族みんなが休める素敵ないす

を買うため。

 

女の子たちは家事で家も家具も無くして

しまいました。

でも周りの人たちの協力で何とか暮らし

を立て直そうとしています。

 

弱音を吐かない家族。淡々とした話の

中に、人間の強さを感じます。

 

高学年に。