「おかあさん」が出てくる本
『おかあちゃんがつくったる』
「あれ、こうて」とぼくが言うと、
おかあちゃんは「そんなんつくったる!」
と、なんでもミシンで作ってしまう。
それが、ちょっとかっこ悪い。
父親参観を前にして、お父さんを
亡くしてる男の子は、
「おとうちゃんつくって!」と
無理なお願いをしてしまいます。
でもお母さんは子どものために…。
最後はくすっと笑えて、重くならない
ところがいいですね。
頑張るおかあちゃんの話です。
『せんたくかあちゃん』
(さとうわきこ:作 福音館書店)
なんでも洗濯しちゃうかあちゃん。
ネコも犬も、子どもたちも。
ついでに空から落ちてきたカミナリ様
もゴシゴシあらっちゃいます。
おまけに素敵な顔まで描いてあげたら
洗ってほしいカミナリ様が殺到!
最後の「まかしときい」はラムネ飲んだ
時みたいにスカッとしますヽ(^o^)丿
『かあさんのいす』
お母さん、おばあちゃんと暮らす女の子
は、コツコツお金を貯めています。
それは、家族みんなが休める素敵ないす
を買うため。
女の子たちは家事で家も家具も無くして
しまいました。
でも周りの人たちの協力で何とか暮らし
を立て直そうとしています。
弱音を吐かない家族。淡々とした話の
中に、人間の強さを感じます。
高学年に。