読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

大切な人へ伝える絵本

『たいせつなこと』

(マーガレット・ワイズ ブラウン:作, レナード ワイスガード:絵, うちだ ややこ:訳 フレーベル館)

 

たいせつなこと (ほんやく絵本)

たいせつなこと (ほんやく絵本)

 

 

「スプーンにとってたいせつなのは・・・」

ひなぎくにとってたいせつなのは・・・」

 

「あなたにとってたいせつなのは

 あなたがあなたであること」

 

内容は詩といえるかもしれません。

いろいろな事象について

そのものの存在意義を綴っています。

 

そして最後に、少し大きくなった子どもたちに

「大切なこと」を伝えています。

 

卒業式の前など人生の節目に

出会いたい絵本です。

 

 

『わたしとなかよし』

(ナンシー カールソン:作, 中川 千尋 :訳 瑞雲社)

 

わたしとなかよし

わたしとなかよし

 

 

「わたしにはすてきなともだちがいるの

 それはね・・・わたし!」

 

かわいらしいこぶたの「わたし」は

自分のことをとても大切にしています。

お母さんに見守られながら。

 

低学年にも理解しやすく

大人が読んでも胸に沁みる

(私は出会ったとき涙が出ました)

とても素敵な絵本です。

 

友だち関係、人間関係に悩む人

思春期に入る頃の子どもたちに

読んであげたいと思います。