読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

新しい友だちがテーマの絵本

進学、進級にあたり、新しい出会いが

ある季節です。

そこで、友だちに関する絵本を集めました。

 

『と・も・だ・ち』

(ロブ ルイス:作 まつかわ まゆみ:訳 評論社)

 

と・も・だ・ち (児童図書館・絵本の部屋)

と・も・だ・ち (児童図書館・絵本の部屋)

 

 

引っ越してきたアンディは友だちを

作ろうとしましたが、どの子も自分の

したい遊びをしてくれません。

そこで、相手の遊びにつきあうことに

したら、たくさんの友だちができ、

最後はアンディの希望通り、みんなで

泳ぐことができました。

 

上手な友だちの作り方を指南してくれる

絵本です。

 

『みんなのベロニカ』

(ロジャー デュボアザン:作 神宮 輝夫:訳 童話館出版)

 

みんなのベロニカ

みんなのベロニカ

 

 

農場にやってきたカバのベロニカ。

ベロニカは一目で農場を気に入り

ましたが、農場の動物たちはベロニカ

を気に入りません。

あいさつしても無視され、ベロニカは

元気がなくなり小屋で寝込んでしまい

ました。

 

心配になった動物たちは一人ずつ

ベロニカを見舞います。

少しずつ口をきいたり草を食べたりした

ベロニカの回復を喜びます。

ベロニカが再び外に出るころには、

農場の仲間として受け入れられていました。

 

人間社会にもあるよねーという内容です。

転入生にも優しくしてあげられそうですね。

 

『ともだちや』

(内田 麟太郎:作 降矢 なな:絵 偕成社)

 

ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本)

ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本)

 

 

キツネは1時間100円で「ともだちや」を

することにしました。

客が来ないなか、声をかけてきたのは

オオカミ。

トランプの後にお代を請求すると、

「おまえはともだちからかねをとるのか。

それがほんとうにともだちか」

オオカミはキツネと本当の友だちに

なりたかったのです。

それから2人は大の仲良しになりました。

 

人気シリーズの1作目です。

知っている子も多いかと思います。

中学年以上、少し友だち関係が複雑に

なり始めた頃がおすすめです。