マラソン大会に読みたい本その2
『ぶたのたね』
(佐々木 マキ:作 絵本館)
走るのが遅いオオカミは、ぶたをつかまえたことがありません。
ある日オオカミは、「ぶたのたね」をもらいます。
土に植えて世話をすると、木にぶたがなりました。
さあ食べようとしましたが、突然マラソン大会のぞうが通りかかり
ぶたは木から落ち、逃げてしまいます。
が、頭をうって倒れているぶたを発見!
さっそく食べようと火をおこしている間に、最後の一匹にも
逃げられます。
なんだか情けないオオカミですが、最後に
「こんどこそ!」ともう一度たねを植える姿がいじらしいです。
前にいいかなと思っています。
もちろん、関係なく読んで楽しいですが。
人気シリーズで、続編もあります。