読み聞かせ日記

小学校で読み聞かせやってます。ゆるシンプルライフも目指しています。

読み聞かせで好評だった絵本や、自分が読んだ本のこと、生活のことなど書いています。絵本を季節やテーマでカテゴリー分けして掲載していますので、ぜひ過去記事も見てみてください。

4月☆5年生の読み聞かせ

今年度最初の高学年の読み聞かせです。

春らしく、わかりやすいものを選びました。

 

ダンデライオン

(ドン フリーマン:作, アーサー ビナード:訳 福音館書店) 

ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)

ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

お茶会に招待されたダンデライオン

床屋でたてがみをカールして、服も新調し

紳士に変身しました!

ところがおしゃれをしすぎて、友だちに

ダンデライオンだとわかってもらえず…。

雨に濡れてカールも取れ、服も脱ぎ、

ふたたびタンポポ片手に友だちを訪ねました。

お茶会に参加し、普段の自分が自分らしい

と気が付いたのです。

 

ありのままの自分でいいんだよ、

というメッセージ。

おしゃれも楽しいですけどね、

何事もやりすぎは禁物、ということです。

 

ここで、「ダンデライオンって、英語で

どういう意味か知ってますか?」と

問いかけましたが、答えは無く。

 

「たんぽぽ、という意味です」と伝え

次の本を出しました。

 

『たんぽぽ』

(荒井真紀:文・絵 金の星社)

たんぽぽ

たんぽぽ

 

 

たんぽぽの科学絵本です。

ストーリーはありません。

冬の葉を広げた姿から、つぼみが

伸びて花を咲かせ、綿毛とタネを

飛ばし新しい命をつなぐところまで

描かれています。

 

たんぽぽの科学絵本は何冊か

良いものがありますが、今回は

比較的新しい、この本を選びました。

表紙の見せ方など、魅力的ですね。