『つららがぽーっとん』
今年一番の寒気が来ているようですね。
寒い季節に、でも少し春の気配を感じたい時に
こんな一冊。
女の子が窓の外のつららに話しかけます。
「はるは ちかいかどうか おしえてよ」
時間が経つにつれ、小さくなっていくつらら。
つららから垂れる水音も
「ぽーっとん」「ぽっとんぽっとん」「ぽっととと…」
と変化していきます。
最後は春が来て外で遊ぶ女の子。
冬の風物詩つららが、季節の移り変わりを教えてくれます。
水音をゆっくり聞かせて、春が近づく足音のように
感じてもらえたらいいな、と思います。
幼児から小学校低学年におすすめです。